父との外食でちょっと後悔した話。
今日は珍しく母親が不在で父と家に二人でした。
てことで外食でもしようかとなったのですが、近所の店で候補に挙がったのはトンカツかハンバーグ。
私がどっちがいいかと聞くと「どっちでも好きな方でいいよ」とのことだったのでハンバーグ行こうと提案しました。正直私もどっちでも良かったのですが僅かにハンバーグ欲が勝ったので。
そして今思えばこのときに気が付くべきだった。
なんとなく父は「あーハンバーグかー……」みたいなハッキリしないリアクションだったんですよね。
でそのハンバーグの店も地味に初めてだったので入ってから気付いたのですが、いわゆるファミレスのような雰囲気ではなくて、高級ハンバーグステーキ(一人1500〜2000円くらい!!たっか!)って感じの店で周りはマダムや洒落た格好をしたカップル。
くたびれたシャカシャカジャンパーを着ているジジイ(父)が明らかに浮いてました(ついでに私も)。
食事中も父は口数が少なく、まあ元々無口な方ですがあんまり気に入ってなさそうな雰囲気。
店を出た後の父の述べた感想は
・味は高いだけあってなかなか
・全体的に量が少ない。女性向けなんじゃないか。
・女性向け、カップル向けの店だねこれは……。
・実は牛肉があんまり得意じゃない。お腹が痛くなる。
でした。
え、20数年一緒に暮らしてきたけど牛肉が合わない体質とは知らなかったです。
衝撃の真実。
でもそういえば、うちは昔からあんまり牛肉が出ない家庭でした。
貧乏だからかと思ってた。ごめん。
てか、じゃあなんでトンカツって言わなかったの!!と言ったら「いや、そんなにひどくはないんだ。」と笑っていました。
多分本当にそうなんでしょうが、こちらとしては心が痛みました。
父と二人で外食なんて滅多にしないし、もういい歳だと考えるとあと何回できるかわかりません。出来れば父にも満足の行く食事がしたかったですね……。
そう思うと、自分がハンバーグを選択したのがとても悔やまれます。察してあげてトンカツにしてあげればよかった。
こうして見ると、他人に気を遣ってモノを言えず損するという私の性格は父に似たんだろうなと思います。(ネットでは好き放題言ってるくせによう言うわ)
ものすごく些細な日常の一コマでしたが、なんだかモヤモヤとしてしまいました。
モヤモヤして寝付けなかったのでブログにぶちまけようかなと。読んで下さりありがとうございます。
これで寝られそうです。父とは近いうちに必ずトンカツ食べに行こうと思います。
それでは皆さんおやすみなさい……。