弁護士になったとして、それから何するのか?【法科大学院生のキャリア観】
こんにちは。karasunです。
今日は遠出の用事があり、珍しくバスに揺られて書いています。
到着までたっぷり1時間くらいかかるそうです。飲み物でも買っとけばよかった。
バスってのはどうも居心地が悪いですねー。落ち着かない。
あ、でも高速バスは結構好きだったりします。事故が怖いですが安いし、意外にも快適ですよね。
さて、今日はお仕事の話です。
私は司法試験合格、特に弁護士になることを目指している訳ですがその後の進路についてはなかなか悩みどころなのです。
弁護士になるって決めているなら悩むことないだろと思うかもしれません。
前の自分もそうでした。
ぶっちゃけ多くの法科大学院生は「とりあえず司法試験受かる」ことが目標で、それほど就活に興味を持っていないように思えます。
しかし、弁護士という自由度の高い職業だからこそ、何をどうするのか自分で考えて決めていかなければなりません。
それに、意外に弁護士というのは働き方にバリエーションがあるんですよね。
それを知らなかった。
まず、一つの選択肢としてはいわゆる「マチベン」というのがあります。各地域に根ざし住民から持ち込まれる法律相談を何でも聞いて依頼を受ける街の弁護士さんです。
特に、地方に行くほどこのパターンが多いみたいです。
私も地元でのんびりこういうマチベンをやるのもアリかなあ、とも思います。
でも、できれば筆者はより専門的、技術的なことに対応できるプロフェッショナルになりたいのです。仕事の流儀とか語りたいです(さらにできれば知財)。
そして、やはり最先端の問題を取り扱う紛争というのは東京大阪といった都心に集中している訳です。
ということは、東京のバリバリやり手の大手事務所なんかに就職することになる訳です。
しかし、こういった大手のデメリットでいえば
①忙殺される、休みがない
②要求されるレベルが高い(もっとも、これは仕方ない)
③成績優秀者でないと入るのは難しい(これは仕事そのもののデメリットではないが、現実的な問題として重要)
くらいですかね。自分のように究極的には寝ながら稼ぎたい人間としてはあんまり適性がないのかなーとも思います……。
いや、逆にガチガチに忙殺された方がいいのかな。
それと、視点を変えて働き方ということに着目すれば、企業法務にも興味があります。
いわゆる企業内弁護士ってやつですね。最近流行りの。
企業内弁護士ってか、まあ法務部所属の(たまたま弁護士資格を持っている)会社員という方が正しいと思いますが。
企業目線で同僚と共に会社の利益を追い求めつつ、自分の得意分野として法律の知識も活かせる。それって素敵やん?
デメリットは社会の歯車に組み込まれあんまり自由にやれないこと?
それと何より、司法試験に合格した甲斐があんまりないってことでしょうか。
必死に頑張って司法試験受かって、それで行き着くところは一般企業かあっていう。新卒、院卒で就職すればよかったやんっていう。それにあんまり稼げなさそう(重要)。
もちろん社内において法律知識に関する信頼を得られたり、簡単な訴訟手続に関与することはあるかもしれませんが、それはたまたま資格を持ってるから頼られるだけであって、「なきゃダメ」じゃないですよね。
そういうわけで、最近ちょっと企業法務ってうーんどうなんかなーと揺れています。
ただ、個人的な憧れで、某ゲーム会社の法務部に入れるならそれはとっても嬉しいなって思います。(ホムッ(法務だけにw)
そこに入れるんだったらたとえ自分の事務所持つことを諦めてでも就職する意味はあるかもなあ。親にはゲーム会社は将来性ないんじゃない?と痛いところを突かれましたが。
てか企業法務系はアレですよ、もう大企業狙うんだったら英語がほぼ必須なんですよね。標準装備です。
私受験英語はめちゃ得意(だった)んですが、会話は苦手です。TOEICも650前後と何とも言えない微妙な成績。
でもでも今は法律の勉強に注力しなきゃだし〜〜あーどうしよ。って感じです。
司法試験って勉強に集中しろ集中しろって言われて合格した途端にキャリアについてよく考えろ、ですからね。
全く冗談じゃないですよ。
このままニートになれたらどんなにかラクでしょう。宝くじ当たんねえかな〜〜〜(そもそも買いすらしないゴミクズ)。
ということで最近キャリア観醸成に興味ありの筆者なのでした。
社会人の皆さんは進路どうやって決めたんでしょう?私気になります!
またもとりとめない文章になってしまいましたが今日はこのへんで。
そろそろバスも目的地につきそうですしね。
それでは皆さんごきげんよう。