「自分にご褒美」でモチベーションはアップするか?―答えは否ッ!
こんにちは。karasunです。
今日は巷でよく聞く「自分にご褒美」について考えたいと思います。
大体「○○したら△△というご褒美を自分に与える」というような感じですよね。
筆者もよくやるのですがあんまり意味ないなーと最近思うようになりました……。
「自分にご褒美」の種類
食べる!
これが最もお手軽かつ身近なのではないでしょうか。
「帰りにケーキ買って帰ろう」とか「30分頑張ったらチョコ1個食べる」とか。
あ,別に甘い物である必要はないのですが。
なんとなくスイーツ(笑)ってご褒美なイメージありますよね~
遊ぶ!
私はこっちの方が多いかもしれません。
「家に帰ったらゲームできる。頑張ろう。」みたいな。
あと最近では「朝から勉強してノルマ達成したら夕方にネカフェ」みたいなパターンもありますねー。
ネカフェ快適過ぎひん?住みたい。
休む!
「最近頑張ってるし,明日は休みにしよう!」みたいな。
自分で休みを設定するパターンですね。
あと「今日夜遅くまでやって明日の朝はゆっくり寝てよう。」というように睡眠時間コントロール型の休み方もありますよね。
「自分にご褒美」のここがダメ!
単刀直入に言いますが,自分でご褒美を設定したってやる気は大して変わりません。
そもそもご褒美って他人からもらうものであって自分で作るものじゃないですし。
考えてみてください。
勉強しよう,仕事しようというときってただでさえイヤイヤやるわけじゃないですか。気を抜けばすぐサボってしまう訳です。
そんな時に「お菓子があるよ。ゲームやるかい?」と誘拐犯さながら脳内悪魔がささやいてくるわけです。
しかも「頑張れば」ご褒美がもらえるって条件は自分で設定したものです。
別に条件を達成しなくてもご褒美がもらえちゃうんです。努力目標なのです。
こんな条件誰が達成しようとしますか?
さっさとご褒美をもらおうとするのが普通じゃないですか?
馬の目の前にニンジンぶら下げたらよく走るってやつありますよね。
あのニンジンを馬が自分で持ってるようなものです。
(そりゃ食うよね……。)
結局,自分にご褒美を設定するのは逆に自分を誘惑して勉強や仕事から引き剥がそうとする行為に他ならないのです。
よほど意志の固い人ならわかりませんが,そういう人はご褒美を設定せずとも進んでやるでしょう。
「自分にご褒美」は一日の終わりに考えるべき
ここまでご褒美を完全否定してきたわけですが,「百害あって一利なし」と言うほどでもないのかなと思います。
ご褒美を先に考えてしまうからイケナイのです。
全部終わって「よし,自分今日はよく頑張った!」ってときに初めて「じゃあご褒美でもあげちゃいますか」って考えるべきだと思います。
まあそれでも一度ご褒美の味を知ってしまうと次回から嫌でもご褒美がチラつく訳ですが……。
それでも作業中はご褒美のことを考えないぞ!という意識を持つことが大事なのかなと思います。
おわりに
って―訳で今日も今日とて自分への自戒も込めた内容でした。
計画を立てることは良いことですが,サボりの予定まで込みで考えちゃダメですね。
あとはやっぱり他人の協力を仰ぐことですね。
他人から施されるご褒美は条件を達成するまで手に入れようがありませんから(泣き落としとか嘘とかはダメですよ!)。
明日からまた自分に厳しく頑張ろうと思います。
それでは皆さんごきげんよう。